かおりのこと

つまへの想いを日々綴れば伝わらない想いがいつか届くかもしれないと。色々なことが木になるつまなのでコメントは外させていただいています。

2020-01-01から1年間の記事一覧

けせらせら

螺旋の動き 踊り 流水のように 無拍子 音の残像 下世話 世話 ケセラセラ 知らないことの数だけ 新しい世界はあって 大切な思い出だからと 心にしまっていたものは ココロの箱の中に安定して保管されているから 風化も劣化もないだろうと思っていたのに フタ…

かおりのこと

どうしておこるのか それはただただ あなたのことが 本当に好きだからです 好きだから それをわかってほしいと思うのです あなたがつくった親子丼やオムライスなんか 元々苦手だったのにおいしい 比較する必要もないし でも 今日、買物の時、カップルの女の…

秋の香りほのか

終わっていた夏がようやく諦めたような 秋が遠慮がちに顔をのぞかせたような そんなすこし涼しさを感じる朝 朝の用事を済ませて部屋に戻れば 正方形の三辺に相当する形で皆が寝がえりを打ったようで 面白いので、同じように残りの一辺に横になってみた 眠気…

がんばれ

花には水をあげましょう 夏の名残のこの季節 まだまだ暑い日々 一日空けてお出かけすれば ぐったりぐったりの花たち花達 急いでたくさんかけてあげて 少し間をあけたら ずいぶんと活気が出てきていたのでもう一度 本当に驚くほどの水を飲む あなたの作品に花…

つまのかおりに

恋をしています 目を閉じて 想いを馳せてあなたを 想いは夢のなか あなたに届くのでしょうか きっと 届いて 届いてくれるでしょう 夜の帳に 悲しい想いをするあなたに とどけ いつもそばに

陽のかおり 良く干した布団から

妻は異星人だと思っている。 日本語を流暢に使用する。 きっと異星においても言語は日本語 ベースなのだろう。 ところで同じ言語でも 時代・地域によって意味が異なる事はよく知られていても 恋をしてしまえば 言葉は捉えよう。 自由自在に思いの儘、想いの…

あなたをつつむ

雨が降って 地が固まればいいのだけれど 固まるいとまもとれぬままに雨が降り続く 夏 春には桜が ただ咲いていてそして散っていき 同じように 気がつけばもう直ぐ8月になる ただ夏が通り過ぎていく 過去がただ 通り過ぎた記憶の断片でしかなくて 未来もまた…

ラベンダー

ラベンダーが水に濡れてかほる ほのかに しなだれた枝葉が 水を得て陽光をうけて 背筋を伸ばす 重ねた時間が そこなるという事実が あらゆる、もしもを跳ね除ける いまあるという軌跡 可能性で語られる奇跡より 遙かに力強い ただそれだけのこと ただ それこ…

パンはげんまいのかおり

雨つづき ふたりのあいだにも しとしと しとしと雨つづき そんなきのうに わたしは貝になります ひさしぶりのつまの宣言 とざされたかいのからをこじあけるのは とにかくとてもたいへんだ せんたくきがからからうぃーんとうねりをあげてまわる やかんがふき…

かおりのある世界で

水の音 落ちて跳ねて溢れる音 やかんを鍋につけて ちょぼちょぼと冷ます音 響く 朝の音 お湯を沸かして 跳ねる音 ティーポットに注ぐ ダージリンが香り出す まだぐっすり夢のなかで 雨が世界を白く包み込むようで 指輪をふたつ ならべては うれしそうな口も…

ラベンダーがね

あしばやにつきひはすぎさり ごみだのほこりだの と つまはいうので ようやくほこりばらいとごみだしをおえて といれでひといき 春眠にて暁はまださきかいな なんて思っていたのに夏至をすでに通り過ぎ一週間 当然にすこし朝が遅くなった 朝の紅茶を用意した…

そこはかとなくかおる

つまと紡ぐかおり ひとつひとつ丁寧に 時間をかけて 時間がかかって 時間のおかげで こえはいつも こころをきちんとのせてはくれなくて おもいはくうをただよい そこはかとなく かおりだす そんなつながりはきっと こたえがでないままでも

ごみ収集車を眺めていたころ

ほこりからごみになりました。 つまがそんなラインをおくってきたので ゴミ収集車で回収して 固めて埋め立ててしまおうかと思います ココロのスキマのそこここに ぽいぽいぽいと詰め込んで そうすれば そばからはなれられないですむのに

ほこりまう

わたしはほこりでしかありません つまはきょうもふわふわと ほこりははたいても はたいても あちこちあちこち ふうふはおたがいがくうきのよう そんな家庭もあるのでしょうが つまはほこりなので まとわりつくといきがつもるかもしれません それでもほこりは…

チキン南蛮はレンジでチン

ふうふのれきしはひきざんだとおもう なぁ、といえば あれそれとものごとがうごいて 間の言葉はどんどん短縮されて消えていく つまとのれきしは ずっとたしざん 使う文字は同じでも つかわれる言の葉は その意味が違っていたりして これくらい、の これくら…

サイフォンかおります

こぽこぽとサイフォンが音をたてて 部屋にかおりが満ち溢れます ほこりいかですが コーヒーをつくってくれませんか と かわいらしい 今朝の紅茶は午後の紅茶にかわったようですが お気に召していただけたよう ごはんが炊ける音と匂いと 今晩は鮭の塩焼きにな…

ダージリンティーはいかが

ほこりいかなんです。そう、つまは言いました。 玄関をあけて、ただいまの返事がないので 2度目のただいまに、そう答えました。 絶好調みたいです。 きっと せっかく用意した朝の紅茶にも返事がないけれど それでもね いってきます 今日の紅茶はひさしぶり…

ほんのりかおり

今朝は寝ることに決めたらしい 少し肌寒い朝と雨の音 僕もまだ眠いので モーニングは後にして つまのとなりで眠ろうかと 仮眠にもなるのかならないか の そんな時間 昨日はサンダルをくれたつま サンダル買ってきたよ と うれしそうに開けて開けてみてと繰り…

コーヒーまだですか

さん・にぃ〜いちっ。。。つまがいう。 なに言ってるのとたずねたら 不機嫌になるカウントダウン、だ、そうだ。 きょうはすこぶる機嫌がよいらしい。 昨日までは埃になっていた 道具→物→埃という発想はどこからくるものなのか 不思議な価値観で そうそう、わ…

昨夜のかおり0616

海洋深層水のかおりは久しぶりのこと 随分とお世話になったけれど 使い切ってのちそこいらで手に入るものでもなかったので ははが また手に入らないかときいてきて つまが見つけてきてくれた つまのこういう行動力は素晴らしい と いつも思う 海洋深層水のス…

かおりのふざい

暑い夜 寝苦しいのは つまが遠くにいるせいだ 昨日はめーるのやりとりに齟齬をきたして バリケード張り直し、と笑っていたけれど 張られる事はなかったものの 今度は道具から物になりかおりのふざい 動かなくなってしまった 元から物である以上 メンテナンス…

おとついのかおり

今週のお題「傘」 つまが傘をさしてくれました きっと記憶を手繰り寄せようとしても思い出せないくらい めずらしい 相合傘というわけで仲良く歩くわけですが あやうくのところで つまの傘をとり つまに傘をさして歩きました 雨はいつもデートにはつきものだ…

さくやのかおり

『わたしは、あなたの道具ですから。人間ですらないんです。』つまは言って 布団の間にバリケードを張り巡らせました。 あなたは、付き合ってきた人には寝るまでずっと起きてあげていたというに わたしが夢見がわるいと泣きついても5秒もすれば寝てしまうで…

本日のかおり

『勘違いしてはいけませんよ』つまはそういう。 付き合い始めて1ヶ月で、結婚が決まったのだから。 あなたにとって、1番付き合いが長い人はわたしではないの。 あなたが付き合ってきた誰よりも わたしは付き合いが短いから、あなたが1番想っている人はわた…